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空き家に火災保険はかけられる?空き家放置のリスクとは

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2022.01.27

何らかの事情によって使われなくなった状態で残されている空き家は、人が住んでいないからこそ災害に対する備えが重要になります。その中でも火災による被害は空き家だけでなく近隣住宅への被害も懸念されるため、しっかりとした対策が必要です。今回は空き家の火災保険加入の必要性と注意点についてご紹介します。

 

空き家でも火災保険は必要!火事になるリスクはある

 

空き家物件を所有している人の中には、全く使われてない物件だから火災のリスクはないと考えている人も少なくありません。しかし、火災の原因は必ずしも自分の過失だけで起こるわけではなく、別の理由で起こることもあります。数ある火災の中でも放火が原因による被害は上位にランキングされているのです。誰も住んでいないからこそ、万が一火災が起きた時に発見が遅れて近隣住宅に被害が出てしまうということも考えられるため、火災保険に入ることは必要になります。

 

空き家だと火災保険に入れないことが多い?

 

空き家物件で火災保険に加入しようと考えている人の中には、人が住んでいないのだから保険の許可が下りないだろうと諦めてしまっている人も少なくありませんが、保険への加入は問題なくできます。しかし、一般の住宅に比べると若干難しいとされているのが現状です。これは、全ての保険会社が空き家物件の火災保険を取り扱っているわけではないことが理由になります。そのため、それまで住宅として使用していた時に加入していた火災保険が、空き家になった途端適用されないというケースも珍しくないため、事前の保険会社への確認は重要と言えます。

 

一般物件になると火災保険は高くなる

空き家物件で火災保険に入る時に事前に知っておかなくてはいけないのが建物の種類についてです。一般的に火災保険は建物の種類によって費用に違いがあって、日常的に人が住んでいる一般住宅の場合は比較的安い費用で加入ができます。しかし、同じ住宅であっても空き家は人が生活していないため、倉庫や店舗と同じ一般物件という扱いになるのです。そのため、火災保険の費用は一般住宅よりも高い保険料を支払うことになるので気を付けなくてはいけません。


火災保険に入るか空き家を処分するか

空き家で火災保険に加入する時に考えるべきポイントは、建物を維持するメリットについてです。日常的に管理していない空き家の場合、年を重ねていくごとに火災を始めとしたさまざまな災害による被害の懸念が大きくなっていきます。火災保険も一般物件扱いで高い保険料が必要になるケースも少なくないため、そこまでお金を掛けてでも維持する必要があるのかについて検討することも重要です。長い目で見て保険料を払い続けるよりも処分した方がメリットがあると感じた場合はその決断も大切になります。


まとめ

自分自身だけでなく、周りのためにも火災保険の加入は必要


空き家の管理はいろいろな面で費用が掛かることも多く、長く維持していく上で費用を少しでも抑えようと必要な保険への加入を怠ってしまうケースもあります。しかし、例え誰も使用していない状態であっても、近隣に住んでいる人がいるのであれば周囲へ迷惑を掛けないためにも、万が一に備えた火災保険の加入を怠ってはいけません。


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