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空き家でも加入できる保険とは?種類や内容について

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2022.02.16

いくら定期的に管理をしていても、居住中の住居と比較すると空き家は火災などの被害にあう可能性が高いものです。
特に今は空き家だけれど、いつかは修復して売却したいと考えている人は火災保険に加入しておくのがおすすめです。
そこで今回は空き家で加入できる火災保険の種類や内容について説明します。

 

専用住宅と一般物件の保険料の違いに注目

 

空家の火災保険はどのように使用や管理をしているかによって専用住宅、併用住宅、一般物件の3つに分けられ、保険料なども変わります。
専用住宅は現状は空き家ではあっても年末年始やお盆の時期などに定期的な利用をしている、という空き家が該当します。専用住宅の保険料は併用住宅や一般物件よりも安くなります。
併用住宅は住居として十分な機能を備えているものの、家財道具が揃っていないなど人がすぐに住み始めることはできない空き家です。
一般物件は先に挙げた条件に該当しない全ての建物を指し、老朽化してしまって住居として使用するには修復が必要な場合などは一般物件に該当します。一般物件となった場合には保険料は最も高くなります。

 

放火のリスクもある… 空き家でも火災保険に入るべき?

 
もしも空き家となっている自宅で火災が発生し周りの建物に燃え広がってしまった場合でも、失火責任法が適用されるため重過失に問われない限りでは法律上は損害賠償義務は発生しません。
しかしたとえ法律上では損害賠償責任がなくとも、周囲に迷惑をかけてしまった場合にはそれ相応の見舞金などが必要になってくるでしょう。
空き家は放火をされるリスクも普通の住宅と比較して高いため、たとえ今は住んでいない空き家であっても火災保険には加入しておいた方がよいのではないでしょうか。

火災や風災など保険会社によって変わる保険内容

空き家の火災保険は、一般的には火災だけではなく落雷や台風などによる暴風雨や異常な豪雨の場合にも補償されます。この補償内容は住宅用の火災保険とほとんど同じですが、空き家は災害に遭遇するリスクが高いので住宅用火災保険よりも2割から3割ほど料率が高いことが多いです。

保険料や保険内容は建物の大きさや仕様、地域などによって変わってきますし、また加入する保険会社によってもそれぞれです。加入する際には複数の保険会社についてあらかじめ比較、検討しておくことが大切です。


空き家でも地震保険に加入できる?

火災保険に加入していても、地震や噴火、津波によって受けた損害には保険金は支払われないので注意が必要です。特に地震が原因で引き起こされた火災は、火災保険ではなく地震保険からの支払いとなるということはあらかじめ認識しておくべきでしょう。

保険会社の中には空き家の地震保険加入を断っているケースが多いです。この地震保険は本来、住宅物件や併用住宅物件が加入する保険だからです。

しかし空き家であっても定期的に別荘として使用していたり家財が常備されていたりすれば住宅物件になることがあります。また住居の一部を店舗として使用している場合には住宅部分のみを併用住宅物件として地震保険に加入することが可能な場合もあります。


まとめ

空き家だからこそ保険に加入しておくことが大切!


人が住んでいないのに保険をかけるのはもったいない、と思う人もいるかもしれません。

しかし空家はどれだけ適切に管理を行ってたとしても、火災や風災、盗難といった被害にあう可能性が高い物件です。だからこそ決して放置したりせず、きちんと保険に加入しておくことが大切です。


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